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歯科医院の開業費用、総額いくらかかる — ユニット台数別・保険/自費比率別に試算

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歯科医院の開業を考えたとき、多くの先生が最初に気になるのが「総額でいくらかかるのか」です。医科と比べて歯科特有の設備(ユニット)が必要なこと、保険診療と自費診療の比率によって必要な設備や内装のグレードが変わることなど、考慮すべき要素は少なくありません。

この記事では、ユニット台数別・保険/自費比率別の費用目安と、費用を抑えるポイントについて整理します。

歯科開業費用の全体像

歯科医院の開業費用は、医科と同様に「物件取得費」「内装工事費」「医療機器・設備費」「運転資金」の4つに分けられます。ただし歯科の場合、ユニット(診療台)の購入費が設備費の大部分を占める点が最大の特徴です。

費目内容金額の目安
物件取得費敷金・礼金・保証金、仲介手数料500万円〜1,500万円
内装工事費ユニット設置工事、診察室・待合室・滅菌室などの設計・施工1,500万円〜3,500万円
医療機器・設備費ユニット、レントゲン、滅菌器、電子カルテ・レセコンなど1,500万円〜4,000万円
運転資金開業後3〜6ヶ月分の人件費・家賃・光熱費・材料費500万円〜1,200万円

※上記は一般的な目安です。立地・規模・機器のグレードにより大きく変動します。

ユニット台数別の費用目安

ユニットは1台あたり200万円〜500万円(グレードにより変動)が一般的です。台数が増えるほど総額は上がりますが、診療の効率は向上します。

ユニット台数総額目安向いている規模感
2台4,000万円〜5,500万円開業初期・小規模。院長1人+歯科衛生士1〜2名を想定
3台5,500万円〜7,000万円標準的な規模。院長+勤務医または複数の衛生士を想定
4台以上7,000万円〜1億円以上複数医師体制・訪問診療併用など、診療規模が大きい場合

保険/自費比率で変わる費用

保険診療中心か、自費診療(インプラント・審美・矯正など)中心かによって、必要な設備や内装のグレードが変わります。

診療スタイル総額目安の増減特徴
保険中心4,000万円〜6,000万円設備は必要最低限で十分。待合室・内装もシンプルで開業しやすい
保険+一部自費5,500万円〜8,000万円自費用の個室診療室やカウンセリングルームが必要になる
自費中心7,000万円〜1億円以上高級感のある内装、最新機器、専用オペ室など。開業後の単価は高いが初期投資も大きい

歯科開業で特に注意したい費用項目

ユニットの選び方

ユニットは歯科医院の心臓部であり、費用の中でもっとも大きな割合を占めます。国産と輸入品、新車と中古で価格差が大きく、1台あたり100万円台の中古から500万円超の最上位機種まで幅があります。中古ユニットの活用や、メーカーの展示品を安く購入する方法もありますが、アフターメンテナンスの体制も確認しておきましょう。

レントゲン・CT

パノラマレントゲンは必須として、歯科用CTを導入するかどうかで数百万円の差が出ます。インプラントや外科処置を行うならCTはほぼ必須ですが、保険診療中心であればパノラマのみでスタートし、必要に応じて後から導入する選択肢もあります。

滅菌・衛生管理設備

歯科医院では滅菌器(オートクレーブ)や超音波洗浄機、消毒薬の管理設備が必須です。保険診療では行政の立入検査の対象にもなるため、基準を満たした設備を整える必要があります。

費用を抑える3つのポイント

知っておきたいこと

歯科開業では、タカラベルモントやGCなどの大手メーカーが無料の開業相談やシミュレーションツールを提供しています。これらを活用するのは有益ですが、提案内容が自社製品に偏っていないか、別の視点からも確認することをおすすめします。

まとめ

歯科医院の開業費用は、ユニット台数2〜3台・保険中心で4,000万円〜7,000万円が一般的な目安です。自費中心の場合はさらに高額になりますが、開業後の診療単価も高くなるため、長期的な収支計画の中でバランスを取ることが大切です。

まずは自分の想定する診療スタイルを整理し、複数の見積もりを取って具体的な数字を固めていきましょう。開業コンサル選びや資金計画に迷ったら、以下の無料診断でいまの準備段階を確認してみてください。

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